2012-08-09 第180回国会 衆議院 本会議 第33号
欧州情勢を見ると、金融危機は今後も残存し、経済弱小国のユーロ離脱にまで事態が進行する可能性が高いとも言われております。ユーロの下落傾向が持続し、日本経済は、円高傾向の下での景気低迷が持続するリスクがあります。中国では、権力がシフトしつつある中で、経済成長重視から分配の格差是正重視へと、経済政策の方針の変化が見込まれております。この影響で、中国経済の減速傾向が長期化する可能性が高まっております。
欧州情勢を見ると、金融危機は今後も残存し、経済弱小国のユーロ離脱にまで事態が進行する可能性が高いとも言われております。ユーロの下落傾向が持続し、日本経済は、円高傾向の下での景気低迷が持続するリスクがあります。中国では、権力がシフトしつつある中で、経済成長重視から分配の格差是正重視へと、経済政策の方針の変化が見込まれております。この影響で、中国経済の減速傾向が長期化する可能性が高まっております。
○大平国務大臣 御承知のように、わが国は、明治以来資本の輸入国といたしまして、終始国際収支の問題には悩み続けてきた経済弱小国であったわけでございます。したがって、輸出をいかにして振興してまいるか、輸入をいかにして規制していくかというようなことは、わが国の経済政策上間断ない問題として取り上げられてまいりましたことは、松永委員も御承知のとおりであります。